特許申請において、特許審査官が二重に拒絶し、または最終拒絶をした場合、申請者は、委員会にその拒絶の再審査を求めることができます。委員会は、このような申請者を控訴人という名称で呼んでいます。
控訴人と審査官は、それぞれの立場を説明するために、ブリーフと呼ばれる書面を提出することができます。控訴状には、委員会が発明と特許性の議論を理解するために必要な一定の情報が含まれています。審判準備書面を作成する際の参考として、委員会は、控訴用ブリーフのテンプレートおよび控訴人のための手続き方法を、 当事者控訴用ブリーフの準備の (英語で) ウェブページで提供しています。
さらに、控訴人は、口頭審問と呼ばれるものにおいて、委員会に対して口頭供述を行うよう要求することもできます。
委員会は、ブリーフを再審査し、口頭審問に出席し、その後、書面による決定を下します。委員会は、審査官の拒絶を一部または全部、肯定または覆すことになります。審査官の拒絶を覆すことができなかった場合、控訴人は、委員会による再審議、連邦地方裁判所による再審議、またはその両方を求めることができ、委員会の決定を連邦巡回控訴裁判所に上訴することができます。
控訴手続きは (英語で) 9つのステップからなり、これらはビデオで説明されています。
- 発明者情報チャット(PTABに対して最終拒絶判決を不服とする:知っておくべきこと、2019年8月15日付け) (英語で)
- - ボードサイドチャット(不服手続きの簡素化、2019年11月7日付け) (英語で)
方的不服申し立てに関する詳細は、PTAB の控訴ウ ェブページを参照してください。個人発明者や新規控訴人のための資料 もご用意しておりますので、お気軽にご利用ください。